Waichiro Sasaki

2021年1月13日

z14-24f2.8専用100mm角型ホルダーをレビューしてみた話。

最終更新: 2021年1月18日

こんにちは。

微笑みの貴公子、佐々木です。

今回はKANIから先日発売されたばかりのz14-24f2.8専用100mm角型ホルダーをレビューしたいと思います。

ズーーン!

うん、かっこいい(n回目)

今回購入したのは「Nikon Z 14-24mm f2.8 S Holder adapter for 100mm」

https://www.loca.design/product-page/nikon-z-14-24mm-f2-8-s-holder-adapter-for-100m

z14ー24f2.8専用のレンズ側アダプターリングです。

100mm角型フィルターを使う場合は、別途、下の写真のような100mmホルダーが必要になりますが、ホルダーは以前から使用していたものを使い回し可能です。

100mmホルダー外枠のみ

https://www.loca.design/product-page/kani-ht-100mm-holder-外枠のみ?lang=ja

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では、早速装着してみましょう

専用のアダプターリングをフードを外した状態のz14-24にはめ込みます。

しっかりはめ込まないと落下の原因になるので気を付けてください。

奥まではめ込んだらネジを回して固定します。

しっかりネジを締めればレンズを逆さにしても落ちることはありません。

リングをはめたら、次はホルダーを装着します。

ホルダー左側の「引っ掛け」をリングに引っ掛けるイメージです。

左側を引っ掛けつつ、右側の留め具をひっぱり、ホルダーをリングに被せていきます。

装着後はこのようになります。

留め具を外側に引くとホルダーが外れて着脱する仕組みです。

あとは、100mmフィルターを外枠に差し込むだけです。

ボディだけを持ってもホルダーやフィルターが落ちることはありません。

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室内で早速試し撮りをしました

これは14mmで撮影した画像です

・・・・ん?

フィルター位置正面で使用してるにも関わらず、左側にわずかにケラレが発生していました。

ほんの僅かですが黒くケラレてますね(ホルダーが写り込んでいる)

ここからが今回のポイントです。

KANIの100mmホルダーは購入した状態で下の画像のようにフィルター枠が3枚ついてます。

このままの状態でz14-24に装着してしまうと、14mmで撮影時に僅かにケラレが発生します。

なので、このフィルター枠を3枚から2枚に取り替えます。

作業は至って簡単。

ホルダーを購入した際、必ず同封されてる予備パーツの袋にミニ六角レンチがあるので、それを使い、フィルター枠を1枚だけ外します

特に説明書などは同封されてませんが、超絶不器用で有名な佐々木でも5分ほどで作業完了したので、問題なく行えると思います。

六角レンチでネジを外して、枠のパーツを1つだけ取り外し、再度ネジをつけ直すだけです。

作業後、このようにフィルター枠は2枚のみになりました。

再度、テストしてみましょう

なんということでしょう・・・!!

(某リフォーム番組風に)

三脚固定撮影で同位置から撮影した比較画像です。

同じ14mmで撮影してますが、フィルター枠2枚だと完全にケラレが消えました。

枠を2つに減らしたので、もちろんフィルターは最大2枚までの重ね付けになります。

まぁでも佐々木は角型3枚重ね付けする機会なんて今までほぼ無かったので支障ありません。

余談ですが、昨年11月に100mmより少し先に発売されたz14−24専用150mmホルダーをKANIさんから貸して頂いてました。

150と100の2種類使ってみて感じたことは、やっぱり100の方がコンパクトで扱いやすいですね。

以前は150システムを使用してましたが、150システムは登山や渓谷移動の際にかなり負担になってました。

製品としてのクオリティの差はありませんが、大きさ、重さの差は正直でかいです

複数枚の150フィルターとホルダーを長時間持ち運ぶのは結構大変でした。

ただ、出目金レンズなどの14mmより広い画角の超広角レンズは、ほとんど150システムしか使えないので悩みどころですよね。

もし今後フィルター購入を検討されてる方は、ご自分のお持ちのレンズ構成などを考慮して150にするか100にするか決められてくださいね。

ではでは、今回はこの辺で失礼します。

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