どうも、高3のセンター試験の直前、当時好きだった女の子に告白して「男として見れない」と見事に振られ、そのままの流れでセンター試験も大コケした佐々木です。
今回は「ドラム式洗濯機を購入した話」の「前編」です。
前編では購入に至った経緯や、縦型とドラム式のそれぞれの比較、実際に購入に行った時のエピソードを書きたいと思います。
(前振り関係ないんかい)
そろそろ洗濯機を買い換えないとなぁと思った佐々木ですが、これまでの人生でドラム式洗濯機を使ったことがありませんでした。実家もずっと縦型だし、大学時代も離島時代もずっと縦型でした。
特に縦型に不便は感じなかった佐々木ですが、洗濯機の買い替え時期を前に急にドラム式に興味が湧いてきました(笑)
それまでドラム式と言えば、比較的安くてコンパクトな縦型に比べ、ドラム式は「高価」「でかい」などのイメージでした。
購入を前に、自分なりに色々調べてみることに。
〜縦型洗濯機〜
◎メリット
・洗浄力が高い
・ドラム式と比べ、比較的安価
・設置スペースが少なくていい
◎デメリット
・節水性に劣る
・衣類が絡みやすく傷みやすい
縦型の1番のメリットは「洗浄力の高さ」です。たくさんの水を使い洗濯物同士をこすり合わせて洗う「こすり洗い」なので汚れ落ちが良いと言われています。
さらに、縦型はドラム式に比べ比較的安価で購入でき、設置スペースも少なく済みます。
一方、デメリットとして、たくさんの水を使うので節水性はドラム式に劣ります。また、こすり洗いをするため衣類が絡みやすく、ドラム式に比べて傷みやすいと言われてます。
〜ドラム式洗濯機〜
◎メリット
・節水性が良い
・乾燥機能が素晴らしい
・衣類が傷みにくい
◎デメリット
・洗浄力がやや劣る
・ある程度の設置スペースが必要
・途中で洗濯物を追加できない
・値段が高価
・日々のメンテナンスが重要
ドラム式洗濯機は、洗濯槽の回転軸が横or斜めなので、回転しながら洗濯物が持ち上げられて落ちるという「たたき洗い」方式で汚れを落とします。「こすり洗い」に比べて衣類の傷みにくく、水も少量でいいので節水性が良いです。
何より1番のメリットは乾燥機能です。洗濯物が回転しながら上から下にふんわりと落ちるドラム式のほうが衣類の隅々にまで温風が行き渡るので短時間でふんわりと仕上がります。コインランドリーをイメージしてもらったら良いかと思います。あんな感じ。縦型にも乾燥機能付きのものがありますが、設計上あまり期待できないという声が多くありました。
デメリットとして「洗浄力がやや劣る」とよく言われます。その理由は少ない水で洗うため洗剤の泡立ちによる洗浄力が縦型ほど期待できないからです。ですが、温水で洗うなど、各メーカーが汚れ落ちを高めるための工夫をしっかりしてるのであんまり敏感にならなくても良いと個人的に思います。さらに、縦型に比べ高価で設置スペースが必要という面もデメリットに挙げられます。また、洗濯の途中で新たに洗濯物を追加できないというデメリットもあります。
洗濯機選びのポイント
このように、色々調べてみて個人的に洗濯機選びの際に考えるべきポイントは「価格」「サイズ(本体 &設置スペース)」「乾燥機能と洗浄力どちらを選ぶか」この3つが重要だと感じました。
①価格
価格で選ぶなら断然、縦型洗濯機がオススメ。相場も3万〜15万とピンキリですが比較的安価に購入できます。一方、ドラム式は相場が15万〜30万と倍以上するものもあります。
では、本体価格の差がわかったところで、次に日々の洗濯でかかる費用、いわゆるランニングコストの面で縦型とドラム式の水道代と電気代の比較を見てみましょう。
どちらも同じパナソニック製品で、容量もほぼ同じ縦型とドラム式の比較です。
(参照:Panasonic公式HP)
洗濯一回あたりの水道代、電気代が共に約2倍です。(四捨五入)
こちらは、洗濯&乾燥を行った場合です。
一回あたりの水道代は約3倍、電気代は省エネモードの場合、なんと約4倍です。
実際に計算してみた!
縦型→「洗濯のみ」一回あたりの水道&電気代・・・約41.7円
ドラム式→「洗濯のみ」一回あたりの水道&電気代・・・約22.9円
ドラム式の方が約18.8円安くなる計算です。
洗濯機の寿命は約7年と言われてます。
毎日洗濯したと仮定して18.8円×365日=6.862円
6.862円×7年=48.034円
洗濯のみだと7年で約5万円ほどの差
縦型→「洗濯&乾燥」一回あたりの水道&電気代・・・約115円
ドラム式→「洗濯&乾燥」一回あたりの水道&電気代・・・約32円
ドラム式の方が約83円安くなる計算です。
毎日洗濯したと仮定して83円×365日=30.295円
30295円×7年=212.065円
洗濯&乾燥だと、なんと7年で約21万円以上の差
このように、日々の水道代や電気代でかなり差が出てくる事が判明。
洗濯に加え、乾燥機能も使いたい人は圧倒的にドラム式の方がオススメですね。初期投資だけで比べると縦型の方がお得に感じますが、長く使えば使うほどドラム式の方がお得という事がわかりました。
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②サイズ(本体 &設置スペース)
サイズは事前に下調べする必要があります。買ったけど玄関や浴室に入らない!なんて事があれば大変なことになります。
必ず購入前に設置場所や搬入経路のサイズを確認しましょう。(アパートなどは特に)
設置スペースに限りがある場合、必然的に縦型しか置けない場合もあります。
③「乾燥機能と洗浄力どちらを選ぶか」
個人的にここが1番の判断基準になると思ってます。
「子供が小さくて毎日汚れた服が大量にある」なんて人は洗浄力に高い縦型を選んだ方が満足するかもしれません。
「洗濯物を干したり取り込んだりするのがめんどくさい」「雨の日は洗濯物が乾かなくてストレス」なんて人は乾燥機能が充実したドラム式の方が満足すると思います。
佐々木は圧倒的に後者でした。
洗濯物を干したり取り込むのがめんどくさいし、雨の日に室内干ししても全然乾かないし、日中は仕事で帰るのは夜だから外に干しても結局取り込む時には冷たくなってるし、、(笑)
選ばれたのはドラム式でした。
①の価格ですが、気になる製品が20万くらいしたので最初は躊躇しましたが、そんな時、僕が尊敬する北海道の写真家T氏の言葉を思い出しました。
「何かモノを買う時、悩む理由が値段が高いという事なら頑張って高い物を買った方が結果的に後悔しない」
「目の前の数万円をケチって後々後悔するより初期投資を頑張ってしっかりした物を買って長く使った方が精神的にも財布的にも良い」という意味だと思います。たぶん。
この言葉にものすごく背中を押されました(笑)
②の設置スペースもギリギリクリア。玄関も浴室の入り口も気になる型番の横幅よりも広く、問題なく搬入できると判断しました。
③に関して、佐々木は洗浄力より乾燥機能を重視しました。ドラム式も洗浄力が悪いわけではないですし。それ以上に乾燥機能の便利さを手に入れたかったので。
上記の3つを考慮した結果、選ばれたのはドラム式でした。
実際に家電量販店へ行ってみた!
金額が大きいので製品を見ないでネット購入するのは危険と判断し、実際に家電量販店へ行きました。
そこで専門の店員さんから直接いろんな話を聞きました。
ドラム式にもピンキリあって、洗剤自動投入機能、風呂のお湯を吸い上げる機能、洗濯機がしゃべるAI機能などを搭載した最新機種は30万近くしました。
選ぶ時、本当に自分に必要な機能かどうか考えて買うのをオススメします。
例えば、同じパナソニックでもサイズや容量は同じなのに風呂のお湯を吸い上げる機能の有無だけで2万近く差がある事が判明。他にも機能的にはほとんど変わらないのに最新機種と1〜2年前の型落ち機種で数万円の差が生じてました。
さらにメーカーでも多少金額の差がありました。洗濯機界隈の4強はPanasonic、
HITACHI、TOSHIBA、SHARPです。それぞれメーカーごとに強みや売りがありました。Panasonicは高価だけど品質は最高級。シャープは比較的安く購入できるし、コンパクトな機種が多い・・・などなど。
選ばれたのはPanasonic
店員さんと色々話をした結果、選ばれたのは・・・
『ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX300BL』
(画像参照:Panasonic 公式HP)
風呂のお湯を吸い上げる機能・・・そもそも風呂溜めず毎日シャワーなので問題なし。。
洗剤自動投入機能・・・これに関しては最後まで悩みましたが、漂白剤を使いたい時や、柔軟剤を使わない時、おしゃれ着用の洗剤を使いたい時などは逆に不便と聞いて、まぁ無くても問題ないと判断。
洗濯機がしゃべるAI機能・・・こんな僕でも洗濯機以外にもちゃんと人間の友達いるし、機械と会話するメリットないのでスルー。
洗濯容量/乾燥容量:10kg/6㎏と容量にも余裕があり、不要な機能が省かれたこの機種にしました!
ちょうどその日が家電量販店のセール期間と重なって(狙って行った)、値段は本体のみで税込23万ほど。そこから店員さんと少し値段交渉し、最終的には5年保証や古い洗濯機のリサイクル代、運搬・設置料など諸々全部込みで、税込19万ちょいにしていただきました。
合計4万円ほど値引きして頂き、価格ドットコムの最安値とほぼ変わらない金額に。
無事に設置完了
購入から二日後には業者さんに来て頂き、古い洗濯機の回収と新しいドラム式の設置まで全部やってもらいました。この辺は素人がやるより業者さんに全て任せて正解ですね。
30分ほどで全ての作業が完了。
まとめ
・縦型とドラム式それぞれのメリット・デメリットがある
・初期投資だけで比べると縦型の方がお得
・ランニングコストを含むとドラム式の方がお得
・設置スペースを必ず事前に確認する
・乾燥機能と洗浄力どちらを重要視するかが重要
・実際に店舗に行って見比べてみる
・店頭価格から少し値引きしてもらえる場合が多い
よし、前編はここまで。
後編では実際に使ってみての感想や気付きを書いていきたいと思います。
では、今回はこの辺で失礼します。
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