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Nikon Z7を購入した話。

更新日:2020年4月21日



最近のマイブームはPrimeVideoで映画鑑賞。

どうも、佐々木です。



今回はNikon初のフルサイズミラーレス機「Z7」を導入した経緯について書いていきたいと思います。




Z7と言えば、NIkonユーザー待望のミラーレス機。

なんと有効画素数4575万画素の高画素モデル。



Sonyが頭一つ抜け出してるミラーレス界隈にようやくNikonも参戦しました。


そんなZ7を導入しようと思った経緯や約半年使用してみて感じたことを書いていきます。



〜Z7導入の経緯〜


佐々木がZ7を導入しようと思ったきっかけはNikonがZ7のモニター募集をしてて、興味本位で応募してみたら審査に通りモニターとしてZ7を1ヶ月貸してもらえることになったのがきっかけです。


Z7が届くまでは「D750から乗り換えるのはまだだな」と思ってたんですが、実際使ってみてその考えはあっという間に変わりました(笑)



実際に6ヶ月使用して感じた、Z7の良い点と不満点を書いてみます。



〜良い点〜


①軽い


いや、はい、めちゃくちゃ軽いんですよ。


「ミラーレス=軽くてコンパクト」なのはイメージとしてあったんですが、実際触って撮影に持っていくと、その恩恵をすごく受けました。


それまで使用してた【D750+Fマウント24−70F2.8】Z7+Zマウント24−70F4】を並べて見た目や重さを比較してみました。


レンズ装着時の見た目も重さもZ7の方がコンパクトです。特に24mm状態で比較すると長さに大きな違いがありました。


少し前までは「自分は車移動メインだから多少重くても問題ない」と思ってましたが、登山をかじるようになったり、徒歩で渓谷や森に入る事も多くなり「軽さは正義」を実感するようになりました。


実際にD750とZ7の2台を持ってくじゅう連山最高峰の中岳に登りましたが、体力を消耗した山頂ではZ7しか使いませんでした。


正確にはD750を持つ気力と体力が無かった(笑)


また、道中、Z7は軽いので首から下げて登る事も可能でした。長さが短い分、登山の邪魔にもなりにくかったです。岩などにレンズをぶつけるリスクも減ります。


渓谷撮影に関してですが、佐々木は基本的にボディ+広角レンズを首から下げ、小さいカメラバッグに交換用標準レンズを1本と三脚のみを持って渓谷に入ります。


膝まで水に浸かりながら撮影するので荷物は極力減らします。そんな時、軽いZ7はとても助かりました。


手持ち撮影の時も軽い方が良いですよね。佐々木は貧弱なので手持ち撮影の時はとても腕がプルプルしなくて助かります(笑)



②EVFがめちゃくちゃ綺麗


これは実際に店頭で自分の目で見て体験してほしいと思ってます。



約369万ドットの有機ELパネルでめちゃくちゃ綺麗でハッキリしてます。このEVFに関しては他社ユーザーにも絶賛してる人が多いです。


このEVFのおかげで太陽を直接見ても全く眩しくないのはもちろん、ファインダーを覗いたまま全ての設定変更等が反映され、WBや露出の変化も一目瞭然です。レフ機のように撮影後に調整する必要があった設定も、Z7ではファインダーを覗いたままの作業で完結します。


よく逆光状態で撮影する佐々木にとって、これは非常に撮影が捗るポイントでした。ライブビューだと屋外の光で見え方が左右する事がありますが、EVFだとそんなの関係なくクリアな状態の見え方です。


こればかりは実際に触って自分の目で体感するのが一番だと思うので、ぜひ店頭でご確認ください。



③解像度がハンパない


4575万画素の高画素なZ7。SNSやスマホなどの小さい端末で見る分には差を感じないかもしれません。大きくプリントしたり大画面で見たりしない人は高画素機は不要かもしれません。


しかし、大画面で見た時の解像度はハンパないです。


佐々木は5Kの27インチのIMacを使用してるんですが、そこで見た時の衝撃は凄かったです。D750が2400万画像なので、いかにZ7が高画素かわかります。最新のZマウントレンズの影響もあると思いますが、四隅の解像感とか凄いですよ。


さらに4575万画素もあればトリミングだってできます。高画素機の恩恵ですね。実際撮影ではじっくり構図作って撮影する場面ばかりではありません。とっさに撮影した一枚をレタッチでトリミングする事もあります。4575万画素ですからね、多少トリミングしても750より画素数多い事だってあります。



④操作性が良い


操作性に関しても個人的にはD750より使いやすいと感じました。


もともとNikonを使ってるのでグリップ感は変わらず心地良い。コンパクトになったのでグリップも多少浅くなりD750ほどジャストフィットとは言いませんが、ストレスは感じません。


ボタン配置は右側に固めて配置されてます。これは慣れれば問題なかったです。むしろ右手のみでほぼ全ての動作が完結するので慣れればむしろ使いやすく感じるかも。D750に比べると若干窮屈に感じますが、コンパクトになったのでこれは仕方ないですね。


ただ、再生ボタンが左上にあるのは少し不便かな。。。。



タッチパネルは便利ですね。ワンタッチでピント決めも可能で、シャッターボタンを押さずともパネルをワンタッチするだけで撮影可能です。個人的にはピーキング機能にも助けられてます。



iメニューボタンを押せば主要設定が一覧で見ることができ、ここから変更できます。凄く便利で撮影も捗ります。自由にカスタマイズできるのも良いですね。



〜Z7のここがイマイチ〜


不満点というか、D750の方が良かったと思う点ですね。


①XQDシングルスロット


まずこれですね。XQDはSDよりも書き込みは早いのですが、なんせ値段が高い。佐々木はD750の時はSDを買い足してバックアップの1つとしてデータ保管をしてました。(SDは壊れるリスクもあるので、あくまでもバックアップのバックアップという感覚)


連写しないのでSDは比較的安価なものを使用してましたが、XQDだとそれができなくてツライ。SDだと、もし忘れた時に最悪コンビニで買う事も可能でしたがXQD売ってるコンビニなんて99.999999%ありません。


ボディの軽量化のためだとは思いますがSDカード採用の方が良かったかな。


まぁでもXQDの方が優れている面もあるので、ここは個人差があるかな。



②高感度ノイズ


Z7は高画素が原因の一つかもしれませんが、高感度ノイズがD750の時より気になります。最低感度64スタートですがISO400くらいから若干ノイズが乗ります。400くらいだと大画面で拡大したら気になるくらいのレベルです。800以上だと液晶でもわかるようにノイズが乗り始める印象です。ノイズは処理すれば問題ない範囲ですが、敏感な人は少し気になるレベルかもしれません。


長秒時に発生するカラーノイズはD750より少ない印象です。全くで出ないわけじゃないですし、撮影環境によって変化すると思いますが、個人的にはD750よりかなり少なくなってると思います。


まぁ、ここの許容範囲は個人差がありますね。どこまでノイズを気にするか、許せるか。他の方のレビュー記事を見ると意見は様々なようです。


まぁ、ノイズよりも圧倒的解像感に感動するのは言わずもがなです。



〜と、言いつつも・・・〜


このように2つほど気になる点を挙げましたが、実際めちゃくちゃ気になる、どうしても嫌だという感じではありません。


XQD仕様になった事もバックアップ体制を整えれば何の問題もありませんし、ノイズも後からレタッチで何とでも処理出来ます。


個人的にはノイズの有無、大小よりも、レタッチで補えない圧倒的解像感を評価し購入しました。多少ノイズがある写真でも、その写真が「奇跡的な一瞬」を捉えているのであれば多少のノイズなんて気になりません。


どこに購入基準を置くかは個人差があると思いますが、僕は購入したことを公開していません。


〜その他、よく話題になる事〜


・Zレンズが少ない件


まだZレンズが少ないのが現状ですね。

2020年4月現在、このようなロードマップになってます。

(画像引用 Nikon HPより)


これを理由にZシステムへの移行に踏み切れない人が多いみたいですが、ZマウントのS -Lineレンズめちゃくちゃ良いですからね。


マウントアダプターFTZを使えばFマウントレンズも問題なく使えるので、個人的にはレンズの少なさだけが理由で移行を躊躇するのは少し勿体無いと思います。


(純正のFマウントではなく、サードパーティのFマウントレンズだと、レンズによって若干画質に影響する事もあるそうです)


佐々木が次に購入を検討するとしたら24-105と100–400のS -Lineかなぁ。極力レンズ交換は避けたいので高倍率ズームが好きなのです。そう言った意味ではFマウントの24-120は優秀だった。開放での解像度の低さがアレだったけど(笑)



・FTZがクイックシューと干渉する件


これもよく言われてますね。ボディにクイックシューをつけた状態でマウントアダプターFTZを付けようとすると、クイックシューとFTZの下部が干渉して装着できない問題。


開発の段階で、ここまで考えなかったんでしょうかね(笑)


佐々木はクイックシューではなく、Lプレートを装着してるので何も問題はありません。FTZと干渉することもありません。


簡単な解決法は2つあります。


①クイックシューじゃなくLプレートを導入する

②ボディではなくFTZに装着可能なクイックシューを導入する



これはLプレートを付けたZ7をアルカスイス互換の自由雲台に載せた写真です。


縦位置でも安定して撮影できます。側面の間隔もネジで調整できるのでレリーズとの干渉もなく使えます。格安Lプレートですが全く問題なく使えてます。


⬇︎佐々木が使ってるLプレートはこちら⬇︎




〜結論〜


Z7は良いぞ!

迷ったら買いましょう!


高いけど!笑


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